自分の気持ちがわからない時に|本音へ近づく7つの質問

「どうしたい?」と聞かれても答えが浮かばず、周囲の意見に合わせた後で違和感が残ることがあります。気持ちが分からないのは、感情がないからとは限りません。忙しさ、疲れ、周囲への配慮で、自分の反応を確認する前に判断している可能性があります。

この記事のポイント

正しい感情名を当てるより、出来事・身体感覚・避けたいこと・望みを順番に確認することから始めます。

自分の気持ちが分からなくなる理由

  • 相手が望む答えを先に考える習慣がある
  • 怒りや悲しみを表すことを避けてきた
  • 複数の感情が同時にあり、一語にできない
  • 予定や情報が多く、確認する余白がない
  • 疲れや緊張で、感覚がつかみにくい

感情・考え・望みを分ける

「転職したい」は考えや希望、「不安」「期待」は感情です。「相手が私を軽く見ている」は解釈かもしれません。すべて大切な情報ですが、同じものとして扱うと混乱します。紙に「起きたこと」「感じたこと」「考えたこと」「望むこと」の四欄を作ると整理しやすくなります。

本音へ近づく7つの質問

1.直前に何があった?

気持ちが動いた時点を探し、実際の出来事を短く書きます。

2.体のどこに変化がある?

胸、喉、お腹、肩、呼吸などを観察します。何も分からなくても構いません。

3.近い感情を三つ選ぶなら?

うれしい、悲しい、怒り、怖いだけでなく、残念、安心、戸惑い、寂しいなど候補を広げます。

4.本当は何を避けたい?

嫌われること、失敗、忙しさ、対立など、望みより答えやすい側から探します。

5.誰の評価もなければどうしたい?

実現できるかをすぐ判断せず、自分から出る希望を一度書きます。

6.今すぐ決める必要はある?

期限を確認し、必要がなければ「明日まで考える」と保留します。

7.最小の選択は何?

参加を決める前に詳細を聞く、転職前に求人を見るなど、戻れる一歩を選びます。

言葉にできない時に試す方法

文章が難しければ、色、天気、重さ、温度の比喩で表します。「曇っている感じ」「胸に重い石がある感じ」でも構いません。絵や箇条書き、音声メモなど、自分が表しやすい方法を選びます。

気持ちと行動は分けて選べる

怒りを感じても攻撃する必要はなく、不安でも準備して進むことはできます。感情は大切な情報ですが、そのまま行動命令ではありません。安全、相手への影響、自分の価値観を合わせて次の行動を考えます。

よくある質問

毎回答えが変わります

環境や体調、新しい情報で気持ちは変化します。過去の答えが間違いだったと決めず、その時点の自分を記録します。

考えすぎて余計に分からなくなります

時間を10分に区切り、答えが出なければ睡眠や食事を整えてから戻ります。

感情へ注意を向けることで強い苦痛や過去の記憶が現れる場合は中断し、医療機関や専門家へ相談してください。

答えを急がず、体(肉体)・エネルギー(気)・心や意識(脳・情報)という側面から今の自分を見つめてみませんか。

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