グラウンディングとは?今ここへ意識を戻す7つの方法
不安な考えが止まらない時や緊張が強い時は、意識が過去の後悔や未来の予測へ向き続けます。グラウンディングは、足裏の感覚、見えるもの、聞こえる音などを手がかりに、今いる場所と現在の事実へ注意を戻す方法として使われる言葉です。
この記事のポイント
考えを消すのではなく、五感で確認できる現在の情報へ注意を移すことが基本です。
グラウンディングと瞑想の違い
どちらも注意の向け方を扱いますが、グラウンディングは特に、今いる場所で確認できる外側の情報や接触感覚を使う方法として説明されます。目を閉じる必要はありません。内側へ注意を向けることが負担な時は、目を開けたまま行える点が役立ちます。
今ここへ意識を戻す7つの方法
1.足裏と床の接触を確認する
かかと、指、左右の重さを感じ、床が体を支えていることを確かめます。
2.見えるものを5つ挙げる
色、形、距離を声に出すか、心の中で具体的に言います。
3.聞こえる音を3つ探す
近い音、遠い音、自分の動作音へ順番に注意を向けます。
4.触れている物の質感を確かめる
服、机、カップなど安全な物に触れ、硬さや温度を観察します。
5.現在の事実を声にする
「今日は○月○日」「私はこの部屋にいる」「椅子に座っている」と確認します。
6.ゆっくり歩く
安全な場所で数歩進み、足が持ち上がり、床へ触れる変化を見ます。
7.次の小さな行動を選ぶ
水を飲む、連絡を一件返すなど、現在できる具体的な行動へ移ります。
グラウンディングが合わない時
感覚へ注意を向けることで不快さが強まる人もいます。無理に続けず、好きな音楽を聞く、信頼できる人と話すなど別の方法を選びます。強い症状を自分だけで対処しようとせず、専門家へ相談してください。
日常へ取り入れるタイミング
緊張が最大になってからだけでなく、会議前、移動後、スマートフォンを閉じた時など、決まった場面に30秒取り入れます。短い状態で慣れておくと、自分に合う手順が分かります。
よくある質問
裸足で土に立つ必要がありますか?
必要ありません。室内で靴を履いたまま、足裏と床の接触を確認できます。
不安がなくならないと失敗ですか?
不安を消すことだけを成功にせず、周囲の情報を一つ確認できた、次の行動を選べたという変化を見ます。
この記事は診断や治療を目的としたものではありません。強い不安、パニック、解離感などが続く場合は医療機関や専門家へ相談してください。
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